きたまり
ダンサー・振付家・演出家・KIKIKIKIKIKI主宰
1983年生まれ。舞踏家・由良部正美の元で踊り始めた後、01年から05年まで「千日前青空ダンス倶楽部」のダンサー(芸名・すずめ)として国内外の公演に参加。大学在学中の 03年カンパニー「KIKIKIKIKIKI」を設立。以後すべての作品で構成・演出・振付を手がける。06年京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒業。同年に「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2006」ファイナリストとしてノミネート、「THE KING OF DANCERS2006」に出場・即興ソロダンスで優勝。
KIKIKIKIKIKI
03年京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科在学中のきたまりを中心に活動開始。以後ダンサー個々の特異な身体のフォルムから湧き上がる独自の振付の世界観を追求し実験的に作品の上演を重ねる。06年大学卒業を期にカンパニーとして本格始動。
同年に主宰きたまりが「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2006」ファイナリスト選出、以後もDANCEBOXセレクション、京都芸術センター「ダンスプロダクション」、今年度07年JCDN「踊りに行くぜ!!vol8」等に次々選出されるなど目が離せない関西若手カンパニーとして注目を浴びている。
「きたまり」は小さい。「きたまり」はいつも小さい。「きたまり」は大人だけど小さい。
その小ささに「きたまり」の大きな魅力が詰まっている。一度「きたまり」のゲネプロにつきあって、演出のようなものをしたが、「きたまり」は軟らかいスポンジのボールだった。投げればよく飛ぶし、こちらの演出をよく吸って大きく膨れた。「きたまり」は小さいけれど、その全身はすべてが耳で眼で鼻で手で足になる。だからそのひとつひとつは、どんなに大きい人よりも大きい。「きたまり」はその小さな身体と大きな感性で我々観客を包み込む「小さいマリア」かもしれない。小さすぎて見えないけど。
林海象(映画監督・私立探偵)